お腹の脂肪が減らなくて困ってる人、多いと思います。ほとんどの人は脂肪を落としたい場所で真っ先にお腹といいます。そしてお腹の脂肪を落とす=腹筋をします。
お腹の脂肪を落とすために腹筋をしてもほとんど効果はありません。これは科学的実験でも明らかになっていることなので今まで腹筋をやっていた人は残念ながら無駄なことをしていました。
この記事ではお腹の脂肪と腹筋の関係とお腹の脂肪を落とす方法について紹介します。
というのは間違いです。Youtube,インスタなどでも腹痩せ,顔痩せ,脚痩せなどのいわゆる”部分痩せ”はたくさん紹介されていますが全く科学的根拠がないものです。
部分痩せについては昔からある迷信で沢山の実験が行われてきました。
脂肪を燃やすうえで筋肉を動かすことはとても重要です。ただ部分痩せが不可能とわかった今、どこの筋肉を動かすというよりも”どれくらい大きな筋肉を動かすべきか”というのが大事です。
各筋肉の大まかな体積は↓のようになります(もちろん個人差あります)。
筋肉の体積一覧 (㎤) | |
大腿四頭筋 | 1913 |
大殿筋 | 864 |
ハムストリングス | 776 |
三角筋 | 792 |
大胸筋 | 676 |
上腕三頭筋 | 620 |
ヒラメ筋 | 575 |
広背筋 | 550 |
僧帽筋 | 458 |
上腕二頭筋 | 366 |
腓腹筋 | 322 |
脊柱起立筋 | 225 |
腹直筋 | 170 |
腹斜筋 | 143 |
腹筋のトレーニングがいかに遠回りかわかりますか?大腿四頭筋の1/11の大きさです。
脂肪はどんなトレーニングをしても、どんな落とし方をしても落ち方は同じです。脚を鍛えようが腕を鍛えようがお腹の脂肪は落ちます。
脂肪がまず一番最初に落ちる場所は遺伝子の違いから男女によって違う傾向があるそうです。女性が最初に脂肪が落ちる場所は下半身で、男性は腹部から脂肪が落ちます。
基本的には脂肪を落としたいのなら”有酸素運動”または”食事制限”で消費カロリーを上げるか摂取カロリーを下げて脂肪を燃やすのが最適です。
数々の実験からも分かる通り、お腹の脂肪を落とすために腹筋トレーニングをしても意味がありません。お腹に限らず、どこか脂肪を落としたいのなら食事制限や有酸素運動をするしかありません。
今まで部分痩せを信じてきた人、今すぐ効果のある痩せ方に変えましょう!
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