糖質制限ダイエットって最近よく聞きますよね。
試してみようかと検討中の人、試した経験がある人、たくさんいると思います。
糖質制限(ケトジェニック)ダイエットは痩せることがかなり難しく、副作用も多いです。”健康的に痩せたい”脂肪だけ落としたいという人は絶対に糖質制限ダイエットはやらないようにしましょう。
ここではその理由と副作用について紹介します。
糖質制限をすることで体が低糖質状態となり、トレーニングなどによる疲労感が増え、さらに運動意欲も低下することが科学的実験でわかりました。これにより、トレーニングのパフォーマンスが悪くなり筋肥大に影響が出ることが考えられます。
2018年に行われた科学的実験によってケトジェニックダイエットをしている人は、レジスタンストレーニング(筋トレ)を続けても筋肉を失うことがわかりました。さらにもうひとつの科学的実験でもケトジェニックは8週間のトレーニングの結果、筋肉量が減少する傾向がみられました。
さらにはケトジェニックの提唱者もケトジェニックでのボディメイクは不可能。筋肥大とは矛盾する関係にあると論文でも説明しています。
研究ではケトジェニックダイエットをした195人のうち13人が腎臓結石の発症が確認されました。特に炭水化物を一切取らないからといって肉ばかり食べてる人は腎臓結石,痛風のリスクが高いそうです。
炭水化物,糖質を取らないことで低血糖になる危険性があります。特に糖尿病患者にとってはケトジェニックダイエットは危険性が高いそうです。
ケトジェニックダイエットを行うと短期間で急激に体重が落ちます。これは脂肪ではなく水分で、ケトジェニックダイエットの効果ではなく副作用です。
この急激な水分の損失は脱水症状や便秘、吐き気を起こす可能性があります。
糖質制限(ケトジェニック)ダイエットは数々の研究からわかっているように痩せられないだけでなく、健康面の被害もとても重大です。ケトジェニックが流行った理由は単純に”面白そう”だから、メディアはケトジェニックを”面白そうな内容”だから放送しているわけであって科学的根拠などは無視しています。
メディアに踊らされて健康被害を受ける前に低脂質ダイエットに切り替えましょう!
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