筋肉を大きくするための睡眠時間は何時間とればいいのかについて解説します。睡眠時間というのは筋肥大に重要で筋肥大の3大要素として“筋トレ,食事,睡眠”が上げられるほど筋トレや栄養摂取と肩を並べるほど大事なものです。
この記事では筋トレ後の睡眠時間や筋肉と睡眠の関係について紹介します。
この実験によるとテニスプレーヤーが睡眠時間を10時間に上げると、走るスピードが速くなり、ヒットの精度が向上することがわかりました。
Journal of Nutritionの研究によると、寝る前にプロテインシェークを飲んだ人は、飲まなかった人よりも筋力が大幅に増加しました。臨床睡眠心理学者であり、Equinox Health Advisory BoardのメンバーであるJennifer Martin博士は「運動後の夜の睡眠は、筋肉と組織をより強くし、疲労と負傷を回復させます。」と話しています。
筋トレ後の睡眠時間については様々な見解がありますが7時間以上はとるべきだという見解が多いです。6時間未満になると睡眠時間による悪影響が筋肉に出るようです。
睡眠の機能は、エネルギーを節約し、体内の組織を修復することです。ある実験では4ヶ月間の筋トレをした後の不眠症の改善ははどんな薬を投与することよりも優れていたそうです。
シカゴのラッシュ大学医療センターで睡眠を専門とする臨床心理学者であるケリー・G・バロン博士は、週に数日、中強度の運動をわずか20〜30分で睡眠を改善できると述べています。しかし、トレーニングはレベルが高いほど良いようです。
こちらの実験では最低でも週に150分の運動をすれば睡眠の質は高くなるそうです。
ノースカロライナ州のアパラチアン州立大学の研究者によると、可能であれば、最初に心肺機能トレーニングをし、その後筋力トレーニングを行います。午前7時に有酸素運動を行った人は、午後1時または午後7時に有酸素運動を行った人よりも、深い睡眠が長かったそうです。
いくつかの研究ではあまりにトレーニング時間が遅いと睡眠の質が下がるそうですので深夜のトレーニングはできるだけ避けましょう。