右と左で大胸筋の大きさが違う…
筋肉が大きくなるにつれて違和感のようなものを感じるようになりませんか?左の大胸筋のほうが大きい。右の腕のほうが大きい。カッコいいカラダはバランスが命ですから左右差があるカラダは命取りです。
今回はその左右差をなくす方法についてご紹介します。
左右差が出てきてトレーニングが悪いとは思ってはいけません。左右差はある程度は出るものだと思ってください。利き腕があるように人間にはアンバランスに力を出せるので同じようにトレーニングすると左右差は出てきて当然です。
大体の場合右利きの人は
といった特徴があると思います。この4つはすべて利き腕のせいでほとんどの動作は利き腕側に負荷が逃げやすくなっています。
例えば右利きの人がダンベルカールをするときに右は10kg、左は8kgを10回ずつ上げられるとします。この時弱いほうの左の8kgに合わせてトレーニングしましょう。右が12回挙げられるとしても左が10回なら右も10回で止めておきましょう。そうしないとどんどん筋肉量に差がついてしまいます。
テクニックとしてはまずは弱いほうの腕からトレーニングしていってそのあとに強いほうで同じ重量と同じ回数で辞めるのがいいと思います。
あなたの筋肉の左右差を無くすために一番最適な方法が意識性の原則を使う方法。どういうことかというと筋肉は意識して使ったほうが大きくなりやすいということ、当たり前じゃんと思う人もいるかもしれませんがわかっていてもなかなか意識するのは難しいです。特に大胸筋の両側など二つを同時に意識するのはかなり難しいです。
意識性の原則は弱いほうだけ使ったほうがいいです。例えば大胸筋の右側だけなど片方だけなら動作中も意識しやすいです。トレーニング中は弱いほうの筋肉を意識して使うことを覚えておくだけでかなり変わりますよ!
弱いほうの筋肉を1セットだけ多めにやってみることもおすすめです。ベンチプレスなどは無理ですが、ケーブルクロスオーバーなどは片方ずつトレーニングすることができます。
1セットだけ強いほうよりも多めにトレーニングしてみましょう。しかし、1セットだけにしてください。弱いほうだけを追い込もうとするのは良くないので増やしても1セットにしましょう!
左右差が生まれるのは仕方ないことですが、ある程度は対策ができます。
左右差を生まないためには弱いほうに合わせてトレーニングしましょう。
左右差をなくす方法は意識性の原則を使ったり1セットだけ多めにやってみるのがおすすめです。
僕は広背筋の左右差は意識性の原則でかなり改善できましたので1セット増やすよりも意識性の原則を使ってトレーニングしてみたほうがいいと思います。