アナボリックとカタボリックについて知っていますか?
実はこれは筋肉をつけるうえで重要な用語です。カタボリックをいかに避けてアナボリックをいかに自分のカラダに発生させるかが大切です。カタボリックが体で頻繁に起こっていると筋肉はとてもつきづらくなります。
この記事ではカタボリックとアナボリックについてどんな意味かを解説します。
アナボリック(同化)は上の画像でいう左側です。成長と構築、つまり分子の組織化を中心としています。このプロセスでは、小さく単純な分子が、より大きくより複雑な分子に構築されます。アナボリックの例は糖新生です。これは、肝臓と腎臓が非炭水化物源からグルコースを生成するときです。
簡単に言うともっと大きくなるということです。
アナボリックホルモンは以下の通りです。
カタボリック(異化)とは食物を消化し、エネルギーとして使用するために体内で分子が分解するときに起こることです。体内の大きくて複雑な分子は、小さくて単純な分子に分解されます。異化の例は解糖である。このプロセスは、糖新生のほぼ逆です。
簡単に言うとアナボリックの逆です。
カタボリックホルモンは以下の通りです。
アナボリックは筋肉を含む新しい化合物と組織を構築します。体はこのプロセスでタンパク質やアミノ酸などの構成要素を使用し、それを行うためにエネルギーを燃やします。ウェイトトレーニングでは、同化代謝により筋肉と骨が構築され、強化されます。
カタボリックは複雑な化合物と体組織を分解します。これによりエネルギーが放出されます。エネルギー源が必要な場合、身体は異化作用を使用します。マラソンを走るなどの持続的な高強度の運動は、エネルギー源のためにタンパク質を分解する必要があるため、筋肉の異化を引き起こす可能性があります。エネルギーを食べ物や飲み物を摂らずに長時間一生懸命運動すると、燃料のために筋肉が破壊される可能性があります。
筋肉をつけたいならアナボリックではなくカタボリックを意識するようにしましょう。きっとトレーニングやある程度の栄養摂取はされているのでアナボリックはしっかり起きていると思います。ただ、このカタボリックのせいで筋肉がついては落ちるといった現象が起こっている結果筋肉がなかなかつかないパターンが多いです。
HMBやBCAAで筋肉が分解されるのを防ぐことができるというのははっきり言って微妙です。HMBやBCAAはほとんどの人がトレーニング中に飲みます。トレーニング中にもアナボリックホルモンとカタボリックホルモンは分泌されているのでトレーニング中に飲んだところでやっと吸収されたときにはトレーニングが終わってるパターンもあります。あとはHMBなどの効果というのは”期待されている効果”であって実際にある効果ではありません。
HMBやBCAAを飲むよりもトレーニング1時間前の炭水化物とたんぱく質の栄養摂取が非常に重要になります。
こちらによると150分以上の運動と75分間の激しい運動(筋トレ)中にカタボリックは起こるといわれています。トレーニングは沢山のエネルギーが必要になります。
例えば空腹状態のようなエネルギーが枯渇している状態でトレーニングすると筋トレ中にどんどん筋肉が分解される逆効果の筋トレになってしまいます。
この研究ではカタボリックホルモンであるコルチゾールの低下し、筋肉合成状態になるのはトレーニングしてから15分後に起こります。
View Comments